2001年8月に行った「あなたの入浴1回あたりの平均発射回数は?」というアンケートに対して、またまた驢鳴犬吠さんからさらに詳しい分析結果をいただきました。ありがとうございました。 以下に、その内容を掲載します。…管理人 | ||||||||||||||||||||||||
金津園アンケートに対する考察II
平成13年9月11日 驢鳴犬吠
1. 緒言又、懲りもせずに2001年6月のアンケートに引き続き、貴サイトの2001年8月のアンケート結果に対し、前回同様の手法を用いて、解析させて戴きました。 度重なる失礼の程、御赦し願い戴きたく思いますが、何分にも我乍ら本当に自分勝手な事をしていると思い恥じ入るばかりですが、何卒、御容赦の上、内容を御検証下さいますよう御願い申し上げます。 2. 目的 基本的には前回と同様の目的なのですが、今回は、平均値に対する考え方と個体間の差に関する事に対し、私なりの意見を述べさせて貰いました。 3. 解析(データの加工と計算結果) 入浴1回あたりの平均結果発射回数アンケート結果を下記表のように加工しました。 | ||||||||||||||||||||||||
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ここで、累積平均発射回数頻度[%]というのは、或る入浴1回あたりの平均発射回数以上の人達の確率頻度に他ならないのです。例を挙げれば、入浴1回あたりの平均発射回数2回以上の人は全体の74.539[%]という事です。 平均発射回数[回/1回入浴]を対数に変換し横軸に採り、累積平均発射回数頻度[%]を正規確率目盛上の縦軸に採ってプロットしました。この結果を下記の図に示します 図中の近似直線(実線)の相関係数は99.113[%]となり、この対数正規分布則に良く一致する事が分かります。因みに確率50[%]の平均発射回数は2.262[回/1回入浴]となります。 又、幾何標準偏差は1.474となります。但し、この場合の幾何標準偏差の意味は、正規分布の標準偏差とは違い、平均μと標準偏差σであれば、通常正規分布において、μ±σの範囲に有る確率68.26[%]となるはずですが、この場合は、確率50[%]の平均発射回数[回/1回入浴]Xと幾何標準偏差sとして、X/s〜sXにある範囲、つまり、2.262/1.474≒1.535〜2.262×1.474≒3.333→1.535〜3.333[回/1回入浴]が確率68.26[%]の範囲となります。 延べ(平均)発射回数を基準とした場合、累積延べ(平均)発射回数頻度50[%]を占める回数を求めると、これに対する、答えは、2.439[回/1回入浴]となります。 この分布則は、図中の破線で示されたもので示しています(但し、縦軸の名前は変えるべきなのですが)。 回数基準の平均回数(確率50[%]の平均発射回数)と延べ回数基準の平均回数(確率50[%]の延べ(平均)発射回数)との違いを説明すると、回数基準の平均回数は客の側での実態に即した数値となり、延べ回数基準の平均回数は姫の側で発射させている、1人あたりの実態に即した数値となる訳です。 つまりは、回数基準の平均回数は幾何的な平均値を延べ回数基準の平均回数は算術的な平均値を示している訳です。 よく世帯当りの平均貯蓄額がとても一般庶民との実感と懸け離れているのは算術的な平均値を採っているからです。順位が全体の50[%]の貯蓄額を示した方がより実感が涌くはずです。その場合は恐らく、幾何的な平均値に近くなるはずです。 どんな統計データもほとんど算術的な平均値を採っているので、上位の数値が下位の数値に較べて、大き過ぎれば実態と懸け離れた、実感が涌かないものとなります。 但し、今回のアンケートの幾何標準偏差1.474は6月のアンケートの幾何標準偏差3.102と較べかなり小さいので、発射回数は登楼回数ほどには個人間に差がないという事が言えます(それが回数基準と延べ回数基準の平均回数にあまり差がない事に現れています)。 | ||||||||||||||||||||||||
4. 結言 あくまで、この結果は母集団が、KWの御閲覧者様の内のアンケートに対し、御投票なさられた御方という事で、どれだけ実態を反映しているのかは分かりません |